韓国茶生活の12か月 秋夕

青磁急須

伝統茶棚

茶礼床(祭祀台)

緑茶小豆羊羹

スヂョンガ(水正果)

釜山女子大学茶室にて

燕谷寺山房茶園

茶山草堂

瓜形急須と茶壺

菊模様螺鈿菓子入れ

正月、清明(寒食)、端午、秋夕は韓国の4大名節で、この時、墓参り、チェサ(제사/祭祀)をおこないます。
チェサとは、祖先の霊をまつる行事のことで、命日のほかにソルラル(설날/旧正月)やチュソク(추석/秋夕)に親戚中が集まって行います。
神位に料理を供え、クンチョル(큰절/大礼)という最も丁寧なお辞儀をして祖先の冥福を祈ります。
【茶礼床供物の並べ方】
祭礼の主催者が先祖の霊を見たときに左側が西、右側が東になるように全体を配置します。
生東熟西 : 生物は東、加熱した物は西
魚東肉西 : 魚介類は東、肉類は西
頭東尾西 : 魚の頭は東、尾は西
乾左湿右 : 乾物は左、水気のある物は右
右飯左汁 : ご飯は右、汁物は左
紅東白西 : 赤い物は東、白い物は西
ソンピョン(송편/松餅)は、チュソクに必ず食べられるお餅です。チュソクの前夜に家族皆が集まって作ったと言います。シル(시루/蒸し器)の中を松葉で隔ててお餅を蒸したことからその名前がつきました。

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