金尖蔵茶

蔵茶

金尖蔵茶

バター彫刻

蔵族(チベット族)の喫茶の歴史は古く、641年に唐の文成公主が吐蕃王に嫁ぐ時の嫁入り道具の一つにお茶を持ちこんだとも伝えられています。また文成公主が仏像に仏教信者が供えたバター(バターもチベットの喫茶には欠かせないものですね^^)から、美しいチベットのバター彫刻が始まりました。
チベットでよく飲まれているお茶は、雲南省下関茶廠で作られる緊茶と、四川省雅安茶廠で作られる蔵茶があります。黄色い紙に包まれたレンガ形のお茶が四川省の蔵茶です。蔵茶には康磚と金尖の2種類がありますが、金尖のほうが高い等級です。蔵茶は32もの工程を経て、5年間という長い時間をかけて作られる、もはや、薬なのです。
(2016-2-3)

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