茶馬司

茶馬司というのは茶馬交易を司る関所のようなものです。歴史上の茶馬司は主にチベット族と行った茶を馬と交換する交易や軍事に使われました。
中国からチベットに続く道に唯一残っている茶馬司がこちら四川省雅安の茶馬司です。宋朝神宗熙寧年間7年(1072年)に茶馬交易を司るために設置されました。清朝道光年間29年(1849年)、茶馬司遺構は記念的建築物として改修されました。その敷地面積4000㎡、建築面積1000㎡の四合院です。
最盛期には一年間で運んだ名山茶は二万荷駄を超え、一日に対応した通商隊数は2000にも及んだそうです。
(2017-7-24)

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