<上海建築2004&2014>宋慶齢故居

宋慶齢故居2005

宋慶齢故居2014

淮海中路1843号
宋慶齢(1890~1981)は、四大家族のひとつ宋家の次女として上海に生まれました。1914年孫文(孫中山)と結婚、孫文死後は国民党左派に属し活動を続けました。故居はドイツ人の別邸として20年代に建てられ、さまざまな人の手を経て1945年には蒋介石の子蒋緯国邸となり、1948年蒋介石により宋美齢に贈られました。抗日戦争後、宋慶齢は孫中山故居である香山路の邸宅を国父記念館のために譲ずり、一時桃江路45号に住んだのち故居に転居し北京に移る1963年までここに住みました。二階寝室の家具は彼女の父母が嫁入り道具として贈ったもの、壁には孫中山との結婚写真が掛けられ、マントルピースの上には孫中山(孫文)が使っていた時計が置かれています。そしてその時計の針は宋慶齢が世を去った20時18分をさしています。

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