夫婦茶筅@富山朝日町

富山朝日町蛭谷のバタバタ茶で用いる茶筅は、山竹(ススダケ)を二本合わせた夫婦茶筅です。
昔は村人が手作りしたものでした。
春の竹は虫に食われたり曲がったりするので、秋に二年物で真っ直ぐ肉厚の竹を切って来て、八寸ほどに切り揃え釜の中で煮てから製作にはいります。竹を切る時に上側に節が来るようにするのは、細工する時に割れないようにするためと、それでお茶を点てるときに握りやすいからでした。
穂先になる方を刃物で十文字に割り、またさらに十文字に割って計8に。この8本をさらに細く計32本くらいまで割ってゆく。
節に錐で穴をあけて竹釘を刺し込んで二本一組にします。
蛭谷内では2人ほど茶筅作り名人がいましたが、最近ついに作る人がいなくなってしまったそう。手仕事文化が廃れてゆく寂しいお話でした。

(Facebook記事2019年7月12日より)

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