韓国全羅南道農業技術院

全羅南道農業技術院

事務室

韓国紅茶

2007年に農薬に対するユーザーの嫌悪が高まるという問題が発生したため、韓国茶は暫く低迷しました。現在は全体の90%が無農薬有機栽培となっています。肥料は国が認定する有機肥料(植物の粉)の袋をザルにあけて茶畑に振るような手間のかかる作業を行なっています(ヨーロッパなどではケージに入っていた鶏の糞や抗生物質が入った豚の糞はNG)。病気や虫に対しては悪い部分を機械でまとめて廃棄しています。4月5月は手摘みの茶が中心、6月の梅雨期虫が発生するこの時に切ります。
また、韓国や中国では虫に対して、例えばA4用紙ほどの虫取り紙を虫が発生し始める2番茶以降の季節に立てたり(中国緑茶産地で最も効果があったのは虫取り紙)、天敵投入、誘蛾灯、フェロモン等さまざまな方法を用いて完全有機栽培化、機能性重視の方向に向かっています。
事務室で頂いた韓国品種の紅茶は優しい味でした^_^
(2018-8-29)

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