京都宇治田原 京番茶 協栄製茶壱之庄

プロフィール

弊社は京都・宇治田原町でお茶の加工、販売(卸・小売)を行っております。私が5代目となりますが初代から私の父までは京番茶の製造・卸が主な仕事内容でした。国道沿いの工場に隣接した小さな店舗を私の代でリニューアルして、京番茶の製造・卸に加え、ほうじ茶の加工・卸、小売り販売を拡大しました。店舗併設の焙煎工場で製造した京番茶・ほうじ茶がウリで地元・宇治田原町内のお客様や、車を利用した国道24号線や、国道307号線沿いのお客様にも弊社のお茶をご利用いただいています。店舗ではお茶の使ったスイーツ(ガトーショコラやソフトクリーム)も販売しています。また土日祝日限定で販売しているほうじ茶ソフトクリーム、抹茶・ほうじ茶ミックスソフトクリームが人気です。お天気の良い日には店舗横のテラスでお召し上がりいただけます。

 

産地のご紹介:

4代目(私の祖父母)の頃は番茶製造の繁忙期になると京都の丹波地方から泊り込みで「仕事師さん」が来られるほど大変忙しく仕事をしていたようです。当時の私は家業を継ぐ気も無かったものの、他業種に勤めながら、繁忙期のみ番茶の製造等の手伝いをしておりました。しかし平成5年9月に祖父が急逝し、その年の12月に火事で弊社の工場が全焼しました。この火事がきっかけで家業を引き継ぐ決心をしました。それからは今までの番茶の製造・加工販売に加え、ほうじ茶の製造・加工にも取り組みました。しかしほうじ茶の加工技術を知らなかった私は同業者や親戚に焙煎技術を教えてもらいながら、試行錯誤を繰り返し、ほうじ茶の製造・加工の知識を身につけてきました。商売を通じて番茶・ほうじ茶を褒めてもらえるのが一番の喜びといえるほど番茶・ほうじ茶には強い想い入れがあります。私には娘はいませんが、娘を嫁に出すような気持ちで番茶・ほうじ茶をお届けしています。

 

お茶について:

弊社は日本で唯一天日干しの京番茶にこだわり製造・販売を行なっております。自然が相手になりますので手間はかかりますが、天日干しでしか表現できない味、香りがあるためこれからも天日干しにはこだわり続けていこうと考えております。またほうじ茶は厳選した茶葉を店舗併設の工場で焙煎しております。自社で茶葉の仕入れ・焙煎をすることでリーズナブルな価格帯と高品質の商品提供が可能なため主力商品となっています。また近年では保存技術が高まり、一度に大量の茶葉を焙煎し、保存したものを小売りするのが一般的です。しかし弊社では香り・鮮度に重点を置いているため、焙煎から販売までの時間を短くするために手間はかかりますが少量ロットで番茶・ほうじ茶を焙煎しています。

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