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〈雲南懐古〉 三道茶セット
雲南省大理の白族独特の三道茶、この三種類のお茶を作ろうと思ったらけっこう手間がかかります。そんな味を再現したセットが、さすが地元の下関茶廠直営店で売っていました。お土産屋さんで見つからなかったのに地元茶廠の直営店で売っているということは‥... -
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〈雲南懐古〉 大理白族の三道茶
雲南省大理を中心に住んでいる白族は三道茶という独特な喫茶法を持っています。三道茶はその原形が唐の時代に始まる古い喫茶法です。人生の若くて苦しい時代を表現した「苦茶(烤茶)」、幸せを手にした時代を表現した「甜茶」、人生を振り返る時代を表現... -
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〈雲南懐古〉 背負子
お茶屋さんで、いろいろなお茶を飲ませていただきながら、雲南で茶樹王に会うという話に話題が及びました。特に2700年の樹齢がある茶樹は泊りがけの覚悟がないとたどりつけず、3分の2まで歩いたけれど引き返したということでした。たしかに標高2000mく... -
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〈雲南懐古〉 福貢で一番古い吊橋
雲南の山奥、怒江を渡る吊橋は最近、木から金属へ移行しつつあるようです。福貢で一番古い木の吊橋はところどころ腐ってしまってボロボロ、下から見上げると空が見えるほどです。こんな恐い橋、人はもう通らないだろうと思いながら写真を撮っていたら、雨... -
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〈雲南懐古〉 スルスル渡れます
雲南省の山の中、怒江沿いでは最近観光客向けに溜索を体験させてくれるサービスをしてくれます。バンドのようなものを腰と首に通し滑車のカギにバンドをかけてリス族の人と一緒に川を滑って渡ります。滑ってみると、そんなにスリルがあるとか、恐いもので... -
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〈雲南懐古〉 溜索
雲南省の山奥、大河沿いの吊橋が無い場所で人々は溜索という方法で川を渡ります。川の両岸に太い綱が上と下に2本張られており、右側通行で滑る決まりがあるようです。特にリス族はこの習慣が顕著で、昔は滑車などを使わず、足に豚や羊などをはさんで器用... -
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〈雲南懐古〉 リス文字
リス族はもともと文字を持っていませんでした。十九世紀末、欧州列強のアジア進出に伴い周囲から隔離された山の少数民族にキリスト教が布教されるようになりました。キリスト教が入ってくると、文字もだんだんと形成されリス語文字が完成しました。漢字に... -
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〈雲南懐古〉 リス族の教会
雲南省福貢の老母登教会は1913年にイギリス宣教師が布教に6年かけて建てた教会で、ここらへんでは一番古い教会だと言われています。中国の少数民族の中で珍しく雲南に住むリス族はキリスト教を信仰する人たちが多くいます。ガイドさんから聞いた話では、... -
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〈雲南懐古〉 澡溏盛会
雲南の六庫から福貢へ向かう道沿いを流れる怒江には温泉が湧いている場所があります。怒江まで下りてゆく途中の斜面には写真右のような休息所も作られています(けれど、あまり使われないのかトイレになっていました)。 リス族の人々は年に一度12月みんな... -
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〈雲南懐古〉 少数民族衣装
現在はどうかわかりませんが、ガイドさんの話ではリス族は十五歳になると民族衣装を自分で縫うか親に縫ってもらい、亡くなるとその衣装を着せられて葬られるのだそうです。死者のその後に何か影響があるのだと聞きましたが、どんな影響か忘れました。たぶ...