上海市、かつて日本租界があった地域に、魯迅所縁の場所をいくつか見ることができます。
以前魯迅が住んだラモスアパートをご紹介しましたが、魯迅の終のすみかとなった寓所や魯迅記念館、そして魯迅のお墓もこの地区にあるのです。
以前訪れた時、寓所を見学することができませんでした。
今回、寓所の隣が見学受付になっていて、10元で寓所ガイドさんのあとについて内部を見学することができました。
ほとんどの遺物が記念館に移されているせいか、見学者は私と中国人母子の三人だけ(お母さんがガイドさんにいろいろ話しかけてくれたおかげで間がもちました^_^;)。
お茶をこよなく愛した魯迅の茶器などを見てみたかったのですが、印象に残ったのは三階の子供部屋。魯迅の海嬰への愛が感じられました。
(2014-6-9)
目次