人で賑わう上海の南京路を迂回するために歩いた道にさがっていたshanghai bund tea companyの看板^ ^気になって中をのぞいてみると、とても立派な内装です。でも中には誰もいなさそう、そして開店時間の表示も見当たりません。これ以上ウロウロしていると不審者に思われるので、思いきって重厚なドアを押してみました。
入ってお茶を飲みながら、パンフレットなぞ読んでみると、この建物は、19世紀に中国茶をイギリスに輸出した貿易商が残した歴史建築物でした。
このお店の茶缶は、ティークリッパーのロゴが描かれていてとても魅力的です。思わずジャケ買いしてしまいました^_^;
ティークリッパーとは、19世紀半ばに登場した高速船です。最初中国茶はイギリスまで各地を点々と寄港しながら一年もかけて運ばれていましたが、このティークリッパーによって三ヶ月で運べるようになったのだそうです。
(2014-6-10)
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