六堡茶とは、中国の華南地域、広西チワン族自治区で作られている黒茶です。普段見る普通煎茶緑茶の色沢と異なり、その茶葉は黒褐で艶があり、味は優しく口当たりが良く、香りは中国の表現で陳香、年月を経た独特の香りを感じることができます。陳化すればするほど美味しくなる、歳月の流れで感動させる茶なのです。
茶葉を素焼き釜に入れ、山泉水を注いで直火で煮たら、湯を生温かくなるまで冷まして、甘味と香気を感じながら飲むのが地元のおススメ喫茶法。薬のように大切に飲まれていたようです。
同じ六堡茶なら、竹籠に入っているものが良いですね。画像の六堡茶の籠は古い形で、貼ってあるラベルもおもしろい^^昔ながらの姿で残っている茶文化、大切にしたいですね。
(2016-2-2)