<上海建築2004&2014>皮恩公寓(培文公寓)

皮恩公寓2004

皮恩公寓2014

淮海中路449号
皮恩公寓は1930年にフランス企業によって建てられ、1940年代後期に孔祥煕所有となりました。孔祥熙は孔子75代目の子孫で、辛亥革命に参加していらい国民党政権の要職につき、財政金融の実権を握り、中国四大家族と呼ばれました。孔祥熙所有の多くの不動産は自身の名義ではなく変名や一族の名で購入されました。解放後、大陸から離れた国民党要人所有の不動産調査が行われましたが、諾曼第(ノルマンディー)公寓、南洋路公寓、迦陵大楼その他、たくさんの孔家所有の不動産が見つけられました。旧ジョッフルアヴェニューである淮海路にはたくさんの高層ビルが建てられましたが、諾曼第(ノルマンディー)公寓や皮恩公寓は今なお当時の面影を失わず、上海市優秀近代建築物に指定されています。

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