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shinowazuri
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イラン
〈Silk Road in 2007〉 職人町
栄華を極めた王朝の都である都市には文化が根付きます。イスファハンでは伝統工芸細工や細密画を中心とする装飾美術が粋を極め、現在でも大変盛んです。広場周辺を囲むバザールで職人さんたちが働いている様子をたくさん見ることができます。(2008-09-27... -
イラン
〈Silk Road in 2007〉 イスファハンの昼食
かつて“世界の半分”と謳われたイスファハンのその世界の半分の中心であるエマーム広場付近のレストランでランチをしました。プラムのソース、ザクロのソースとフルーティーな味付けのおかずや、日本でなじみ深いオクラの煮込みがテーブルに並べられました... -
イラン
〈Silk Road in 2007〉 マスジュデ・エマーム その3
マスジュデ・エマームには一般的なモスクとは異なる部分があります。それは出口の壁に見つけることができます。知らないと通り過ぎてしまいそうですが、そこのタイルの図柄に動物が使われているのです(クリックして大きくしてみて下さい。とても可愛い図... -
イラン
〈Silk Road in 2007〉 マスジュデ・エマーム その2
マスジュデ・エマームのエイヴァーンの奥は二重構造の中央礼拝堂になっており、かなり小さな音でも反響して建物全体に聞こえるようになっています(こういったモスクにはよく見られることです)。13段のミンバル(説教台)は一枚の大理石で造られたもので... -
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〈Silk Road in 2007〉 マスジュデ・エマーム その1
イスファハン、エマーム広場に建つマスジュデ・エマームは着工から26年、1638年に完成しました。この建築物はマスジュデ・シャーと呼ばれていたイランを代表する寺院です。広間に面した門をくぐると度に折れてメッカの方向にエイヴァーンが立っています。... -
イラン
〈Silk Road in 2007〉 マスジュデ・シャイフ・ロトゥフォラー その2
この国で孔雀は天国の象徴です。マスジュデ・シャイフ・ロトゥフォラーのドーム天井には光の孔雀がいます。目が悪いので肉眼では天井中央にある孔雀の顔がよくわかりませんでした。カメラの画像によって光の孔雀を確認した時はある意味とても感動しました... -
イラン
〈Silk Road in 2007〉 マスジュデ・シェイフ・ロトゥフォラー その1
王様の私邸アーリガープ宮殿から広場をはさんで地下道でつながっているのが王族のための寺院マスジュデ・シェイフ・ロトゥフォラーです。王族のための寺院なのでミナレットはありません。アッバース一世がシェイフ・ロトゥフォラーを迎えるために建築させ... -
イラン
〈Silk Road in 2007〉 アーリガープ宮殿 その4
アーリガープ宮殿の最上階には“陶磁器の間”ミュージックルーム(音楽室)があります。その装飾は音響効果が考えられているだけでなく意匠がこらされています。このミュージックルームにたどりつくためには、高い階段を上っていかなければなりません。王さ... -
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〈Silk Road in 2007〉 アーリガープ宮殿 その3
イラン初の高層建築物であるアーリガープ宮殿は七階建てで、四階にはかつてシャー(王)がポロを観戦したという18本の木柱が支えるバルコニーがあり、さらには噴水池があります。四階にどのようにして噴水が造られたかというと、遠くザグロス山脈から地下... -
イラン
〈Silk Road in 2007〉 アーリガープ宮殿 その2
サファヴィー朝ペルシア第5代シャー・アッパース大王のプライベートパレス、アーリガープ宮殿のアーリガープには素晴らしいドアという意味があります。入口を入り、壁の四隅のいずれかに立って壁に向かって小声で話をすると対角線上の壁の角に立つ人だけ...