ジョージア(旧グルジア)内のアチャラ(Adjara)自治共和国は、帝政ロシア時代本格的にロシアのお茶作りが始まった地域でもあります。
黒海沿岸に位置するアチャラ自治共和国首都バトゥミ(Batumi)で小規模な茶栽培が始まったのは1882年。茶の苗と種は中国の海口市から持ち込まれたと言います。
ジョージアの首都トビリシの国立博物館で販売されているポストカードには、100年前のバトゥミを撮ったシリーズがあります。発展した湾岸都市であると同時にリゾート地の顔ももっていたことを物語る数々の風景のなかにコーヒーハウスも見ることができます。
(2015-8-18)
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