辺銷茶定点生産企業と定められている白沙渓茶廠では社内に展示製品の購入と試飲をすることができるコーナーがあります。
金花がぴかぴか光る茯磚茶。茶の上にふりかけられた金粉のように見えるのが金花は冠突散嚢菌(ユウロチウムクリスタタム)、磚茶加工中につくものです。菌の胞子は花のように広がって見え、独特の香り金花香を放ちます。ウイグル族の人たちはその香りを大変好み、金花の量で品質を判断しました。
飲み方のこつとしては、緊圧された磚茶は茶刀で適量取って、醒茶を行います。醒茶というのは、固められた黒茶ならば30秒ほど、固められていないバラバラの黒茶ならば8秒ほど熱湯をさしたら湯を流すこと。2煎目からいただきます。
(2016-3-4)
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