<上海建築2004&2014>南京大戯院(北京電影院)

南京大戯院2006

南京大戯院2014

延安東路523号
1930年に西洋の古典的スタイルで建てられた上海音楽庁は、元の名前を南京大戯院と言いました。
まるでメロディーが奏でられているかのような柱と扉の造り、院内にいる人々はまるで音楽に包まれているかのような感覚を味わえる建築物です。 1959年、関連部門が上海で数十軒の劇場の中から南京大戯院を改築してミュージックホールにすることを決めたのは、綿密な考えと慎重な選択によるものでした。
南京大戯院が建設された時、大光明大戯院はまだ再建されておらず、アメリカの《ニューヨーク・デーリー・ニューズ上海レポート》はこの戯院をアジアのロキシーと称しました。ロキシーとはその当時アメリカで最も完璧だとされた劇場です。
上下あわせて1500席ある観客席の床には特色がありました。 床板は硬く見えるのに、踏むと軟らかく、歩いても音がたたないという効果です。 二階バックグランドには演奏家の控室と休憩室が、三階には事務室、四階は従業員のためのスペースになっていました。
1950年、戯院はは北京電影院と改名、1959年に舞台やオーケストラ席に対して改築が行われました。さらに上海音楽庁と改名されて今に至っています。

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