康磚(四川省の黒茶)の美味しい飲み方

雅安茶廠の淹れ方

西康大酒店

西康大酒店の黒茶

西康大酒店の黒茶

蔵族(チベット族)の生活必需飲料である蔵茶はかつて西康省と呼ばれた四川省の蒙頂山脈を中心とする地域で作られているためその地名をとって康磚と呼ばれています。
ラサを旅した時に店の外に黄色い紙に包まれた康磚がレンガの壁のようにつまれているのを見たことがあります。レンガのような黒茶、チベット族がバター茶を作るための茶だと思っていたのでそのまま煮て飲んだことがなかったのですが、これが茶産地雅安で淹れてもらったものが美味しいのです。
一番美味しかった西康大酒店の淹れ方をご紹介します。
1 ヤカンに水をいれて沸騰させる。
2 バラバラにくずした茶葉をヤカンに入れて7~8分間煮る。
3 その後茶を容器に注ぎ蓋をして30分ほど蒸らす。
茶葉量や水量はやはり人数によって調整する必要がありますが、茶量は思ったより少なくても良いようです。好みによってレモン、塩、砂糖、氷を入れるのも良いそうです。
(2017-8-10)

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