現在成都市陝西街芙城飯店の一部に組み込まれている成都陝西会館。清朝康熙2年(1663年)、陝西商人が建てた同郷会館で、現存する建物は清朝光緒11年(1885年)に慶益、益泰など陝西省の商家が資金を出し合って再建したものです。会館という言葉は、昔中国の商工業者が作った組織や建物を指し、日本でも同じような意味を持って使われるようになりました。
天井の柱には関わった数々の商号名が残っています。
すやすや眠る猫と静かな庭を眺めながらいただいたお茶は、竹葉青(28元)でした。
(2017-8-28)
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