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風景
『茶具圖贊』
『茶具圖贊』は南宋咸淳5年(1269年)に、審安老人が著した茶具専門書です。 12種類の茶具の材質、形、役割など、宋代の官職をつけて称賛の言葉で説明しています。 茶爐(韋鴻臚)…仕上げた餅茶を保存する道具 木槌(木待制)…茶をたたく道具 茶碾(金法... -
風景
中国茶自動販売機
上海の展覧館に置かれていたお茶の自販機。46種類のお茶が購入できます。下記のようにお茶が並んでいますが、箱に入っている茶葉の等級や量はそれぞれ異なります。 一段目:碧螺春10元、安吉白茶20元、南京雨花茶40元、南京雨花茶60元、南京雨花茶30元、南... -
静岡
竹殻茶(葫蘆茶)
1月29日から2月6日まで東京ドームで開催されたテーブルウェア・フェスティバル2017で見かけ気になって画像だけ持っていた竹皮に包まれたお茶の写真。 先週末に参加した松下コレクション常設展示場内覧会で同じ形のお茶を発見!、産地と名前を知ることが... -
静岡
傳ちゃんのこと
4月下旬参加した新茶ツアー・日本茶の集散地静岡の茶問屋街茶町めぐりの中で、寄らせていただいた白形傳四郎商店で店頭に並び始めたばかりの走り新茶をいただきました。 新茶も嬉しかったのですが、もっと気になったのが、白地の茶碗に描かれた茶碗を持っ... -
京都
碾茶工場
抹茶になる前のお茶の葉を碾茶といいます。碾茶を石臼でひいたものが抹茶なのです。 碾茶がどのように作られるのかは以下の通りです。 ①摘んだ茶葉を熱い蒸気にあててゆでられたような状態にします。 ②蒸気をあてられた葉はミドリのネット中で天井のほうま... -
東京
エルミタージュ美術館とフランダースの巨匠たち@六本木ヒルズクラブ&大エルミタージュ美術館展
ベルギーミッション来日記念フランドル絵画年イベントbyベルギー・フランダース政府観光局 16世紀ベルギーフランダースアントワープの繁栄と世界に多くの名画を送り出し影響を与えたルーベンスを中心とする作家 ピーテル・ブリューゲル 父 ピーテル、ヤン... -
京都
抹茶のための茶園
抹茶の原料になる茶葉は、覆い下茶園で育った茶樹から摘まれた葉です。 4月中旬、新芽が伸びる頃、葦簀(よしず/日ざしをさえぎるために葦の茎を編んで作った簾)でその茶園は覆われます。 約10日前後、その上にさらに藁(わら)をかぶせて徐々に日の光... -
静岡
松下コレクション ~世界の茶文化を知る~
2017年6月4日(日)、静岡県袋井市の市立浅羽図書館2階会議室で開催されえた松下コレクション常設展示場オープン記念式典へ参加してきました。 松下コレクションとは、松下智先生が50年以上前から、外国人がなかなか入ることができなかった中国を始めと... -
風景
永巨茶業
永巨茶業の前身は1865年に晋商が創立した永巨茶庄で、清末民初ロシアに達するティーロードを築いた立役者のひとつです。 会社は湖南黒茶の二大生産地の一つである臨湘市聶市鎮に位置、湖南省茶業(集団)有限公司傘下にあり、湖南省で唯一青磚茶を生産する... -
京都
吉田山大茶会2017
毎年6月初旬の土日に、京都市左京区吉田神楽岡町の吉田山で開催される吉田山大茶会。2017年第8回をむかえる今年は、3日(土)4日(日)に行われました。 今年のテーマは、『名茶・珍茶・非茶を飲む。人に会う。心通わす茶の力、世界の名茶、吉田山に集...