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ウズベキスタン
〈Silk Road in 2007〉 フェルガナ
漢の武帝が熱望してやまなかった千里を奔る汗血馬の姿を原産地のフェルガナ(大宛国)で現在目にすることは残念ながらできません。混血化が進んでしまって姿が変わってしまっているからです。タシュケント歴史博物館ではその姿を絵で垣間見ることができま... -
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〈Silk Road in 2007〉 ハーレム
かつてのホラズム王国の王様は四人の奥さんを持つことができました。右から4室が奥さん、一番左が奥さんの親族が住む部屋、反対側は宦官召使の部屋でした。王様は奥さんに飽きると「カラック、カラック、カラック」と三回となえると奥さんをお払い箱にす... -
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〈Silk Road in 2007〉 ペイズリー
王様と謁見する間の前には事務官と秘書官がそれぞれひかえている部屋があります。双方から許可を得ると謁見の間に入れます。ホラズム王国の王様の謁見の間にはペイズリーの原形のような模様が見られます。ペイズリーの発祥はインドで、魂をデザインしたも... -
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〈Silk Road in 2007〉 ジュマモスク
かつてのホラズム王国の都ヒワにももちろんジュマモスク(礼拝モスク)があります。10世紀に造られたもので、213本もの柱がぴったり等間隔に並んでいます。メッカの方向を示すミフラブに立つイマームをモスク内どこにいても見ることができるようになってい... -
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〈Silk Road in 2007〉 タシュハウリ宮殿の道
クニャアルク(古いお城)があれば、同じ城壁内に新しいお城タシュハウリ宮殿があります。タシュハウリとは石の宮殿を意味し、1836年に造られた後世の宮殿です。城前の道には王様が使った馬車の轍跡が現在もそのまま残されています。(2008-06-04) #Once ... -
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〈Silk Road in 2007〉 ホラズム王国の茶具
ホラズム王国はアムダリア川の下流に栄え、モンゴル帝国によって滅ぼされてしまった幻の王国です。ヒワの博物館にはこの旅でやっと見つけたチャイハルタのほか、たくさん茶具と思われる展示品がありました。(2008-06-03) #Once apon a time in Silk Road... -
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〈Silk Road in 2007〉 チャイハルタ
チャイハルタとは昔中央アジアの人たちが腰にさげていた携帯用のお茶の袋を言います。緻密な刺繍がほどこされた巾着型の袋を中央アジアに入ってからずっとさがしていたのですが、たとえたら日本で印籠を探すようなもの、現代の世の中で探すのは難しかった... -
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〈Silk Road in 2007〉 イスラムホジャのミナレット
イスラムホジャ(1247~1326)はヒワの守護聖人であり、詩人であり、レスラーでもありました。その力の技によってインドに連れ去られたホラズムの人々をとりもどしたということから英雄となっています。ここの井戸水を飲むと幸運になるとか、飲むたびに味... -
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〈Silk Road in 2007〉 ヒワの織物工房
ヒワで、草木染めの織物工房を見学しました。糸はザクロ、藍、草を燃やした灰、クルミ、どんぐり、たまねぎ、鉱石などで染め、熱い太陽の光で干します。こちらの人々はとても鮮やかな色を身にまとっていますが、眩しい太陽の下ではそれが似合うのです。(2... -
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〈Silk Road in 2007〉 ヒワの木工所
ヒワはホラズム王国の都でした。ホラズムという国は職人さんの技術が高い国だったようで、最近でも家を建てる時やモスクやミナレットなど歴史的建築物の修復もホラズムの職人さんが活躍しています。ヒワ城壁の中にも木工所があり夏休みの子供たちがコーラ...