Assam1864 最初に出会った現地人

主人公が最初に出会った現地人は、最初の失望とともにやってきました。
波止場を見まわして迎えを捜す間見つけた絹の腰布(ドーティ)を巻いた大きなアッサム人でした。
白い肌、上手にマニキュアをされた深紅色のつま先を見ると、彼が高いカーストであることを明らかで、金のチェーンネックレス、琥珀のイヤリング、金のブレスレットも社会的地位を十分に証明するものでした。
男はインド式にナマステであいさつして、理解できないアッサム語で主人公に何かを言いました。ウルドゥー語で話しかけても頭を振るだけ、ヒンディー語が通じることがわかりました。
男はティープランターになりたいのなら、アッサム語をマスターしたほうが良いと、それどころではない主人公をいらいらさせるようなことを言い、なかなか知りたいことを教えてくれません。
なんと、主人公を迎えに来た象使いは日にちを間違えて昨日着いて、到着した蒸気船から目当ての人いなかったからと茶園に帰ってしまったのでした。
ビンロウをくちゃくちゃ噛んだ真っ赤な口も、まるでインドのことを知らない人に対するような口調で主人公をあしらうことも、気に入らなくても背に腹はかえられず、札束をちらつかせて頼むと案の定、男の態度はころっと変わりました。
私は皆さんのためにこの船着場でサービスを提供する者であるのだと。

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