ダージリンティーオークションは3階の小さな部屋で行われています。扱われる茶葉の量も非常に少ないのですが、最高取引価格が何度も更新される現場となっている会場なのです。
ダージリンの1ヘクタール当たりの生産性はアッサムでその3分の1だけです。
非常に小さく、排他的な、この地域からインドの茶1%を産出します。
したがって、この茶は、市場のより高い価格で売れます。
ダージリンの茶園では、樹齢や品種、茶園内の場所別に茶摘みされ、別々に加工されて木箱に詰められておりました。その姿は現在も変わっていせん。ですから同じ茶園で同じ季節に少量ですが5種類から10種類ものダージリンリーフティーが誕生します。
ハンマーがたたかれると落札成立するやり方は電子化が進む現在あまり見ることができない希少な光景です。
目次