現在ポルトガルの茶産地サンミゲル島にはゴレアナ茶園とバロザ茶園の2社があります。両社とも紅茶の評判は良く、外国産に十分対抗しています。
ゴレアナ茶園で生産されているお茶は、紅茶はオレンジペコ、ペコ、モイニャ(Moinha)、ブロークン、緑茶はハイソン、モイニャ・ベルデ・イ・ペロラで、ペロラは北アフリカに大きな市場を持っています。
バロザ茶園で生産されているお茶は、オレンジペコ、ブロークン、モイニャで、海外にFanという銘柄で知られています。
ゴレアナ茶園の茶摘み時期は5月~9月で、年産量は約40tです。
(2016-10-7)
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