ポルトガルのテージョ川河口(三角江)部に架けられたヴァスコ・ダ・ガマ橋はリスボン近郊のサカヴェンとモンチジョを結ぶ全長17.2kmのヨーロッパ最長の橋です。ヴァスコ・ダ・ガマ橋という名前はインド航路を発見したヴァスコ・ダ・ガマのインド到達500周年を記念して名付けられ、リスボン国際博覧会開催直前の1998年3月29日に開通しました。
万博公園内には1662年にイギリス国王チャールズⅡ世に嫁いだポルトガルのブラガンサ公家のキャサリンの銅像が立っています。1662年にイングランド王チャールズ2世と結婚、1685年チャールズ2世逝去後1693年に31年ぶりにポルトガルに戻り、1705年に逝去したカタリーナ・デ・ブラガンザ(キャサリン・オブ・ブラガンザ)、嫁いだ時中国茶と茶道具を持参したことから、イギリスでお茶を飲む習慣が広まったとされています。
(2016-10-20)
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