歴史上、安化黒茶“5尖”天尖、生尖、貢尖、地尖、金尖の中で、天尖が最高級で、明代清代と2つの時代に皇室貢品で列せられていました。代表的な天尖、貢尖、生尖は穀雨の季節に作られました。
清朝年間、安化の黒茶は官茶になると茶業は黄金時代をむかえました。資江沿岸に位置する茶を先業とする8ケ村には茶号が300軒以上集まり、茶業従事者数は10万を数えたといいます。明代清代600年もの間、安化は黒茶生産量世界一を誇りました。ちなみに中国5黒茶産地の生産比は、湖南省40%、四川省20%、広西チワン族自治区15%、雲南省15%、湖北省10%、プーアル茶で有名な雲南がそれほど多くないことに気づきます。
(2017-1-25)
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