陝西省宝鶏市扶風県の法門寺。
1987年4月3日に真身宝塔の地下に眠っていた唐代の地下宮殿が発見され、4枚の仏舎利(1枚は霊骨、3枚は影骨)、唐代の宮廷茶道具、400点以上の宝石、秘色青磁や古代ローマなどからのガラス、そして100点以上の金銀器が発見されました。納められていた金銀器は120件以上、そのレベルの高さ、保存状態の良さで、すべて高い考古学的価値を持ち、その多くが、皇帝が仏舎利供養をするために製造された礼器で、多くに銘が彫られているため、物主や時代を判断することができます。兵馬俑の発見に次ぐ考古学的発見と言われます。
(2017-11-28)
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