バター茶は高山地域に住む少数民族の人が飲むお茶のひとつです。雲南で飲んだバター茶は糖分が入ったものと塩分が入ったものをチョイスすることができました。雲南省の福貢という町で、バター茶が飲みたくなり出してくれそうなお店を探しました。
飲んだ屋台で見学させていただいた作り方は、細長い木筒の中に数種類のペーストと砂糖、卵を加え混ぜ、最後にヤカンのお茶を筒いっぱいに注ぎ入れて棒でかき混ぜればできあがりです。卵を入れられてしまった時には、ちょっとクッときましたが、飲んでみると黄粉風味がする濃厚なミルクティーのようでした。塩っぽい方のバター茶は味よりも実用向けの茶として作られるようです。高山病にかかった人が飲んだら、体が楽になると聞きました。(2006-06-05)
#Once apon a time in Yunnan #雲南懐古