イシク・クルはキルギス共和国にあります。“アラトゥー(天山)の真珠”と呼ばれるこの湖はバイカル湖に次いで世界第二位の透明度を誇り広さは琵琶湖の九倍、130本もの川が流れ込んできますが流れ出る川は1本もありません。イシクとはキルギスの言葉で暖かい、クルは湖という意味を持ち、その言葉通り真冬でも凍らずに3~4℃を保っている不思議な湖です。歴史的には古代の四大宗教(ネストリウス派キリスト教、仏教、イスラム教、ゾロアスター教)の遺跡が眠っている場所です。玄奘三蔵法師もここを通ったと。(2007-12-18)
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