ブハラを首都としたサーマーン王朝の設立者であるイスマイル・サマニーは、この廟を892年に亡くなった父親のナスル一世のために建てました。イスマイル(907年逝去)や彼の曾孫ナスルⅡイブン・アハマド(934年逝去)もここに埋葬されています。現存する中央アジア最古の建築物で、建物もゾロアスター教の影響を様式から見ることができます。この建物を反時計回りで3回まわると願いがかなうそうです。チンギスカンからも赤軍からの破壊もまぬがれました。焼きレンガの組合せだけで模様がつくられ、月や太陽の光の加減でさまざまな顔をみることができます。サーマーン朝唯一の遺構で、中央アジア最古のイスラム建築です。(2008-05-14)
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