本物の蓮茶はベトナムでもハノイ一帯の蓮だけで、茶葉にその蓮花のオシベの香りをつけて作ります。
蓮の花1000~1200本のオシベをとってできるのはたった1kgの蓮花茶です。
この西湖では三年前5人が3000万ドンを払って蓮花を取る権利を得ていたらしいのですが、現在はオーナーは3人に減ってしまいました。
蓮花茶用の花粉は1200本の蓮花のオシベを取って1kg300万ドンで売ります。
すごく大変な作業です。
本物の蓮茶はすごく手間がかかるので、年間200kgぐらいしか作られていません。
出まわっているベトナムの蓮花茶といわれるお茶は大体が香料などで香りづけされたものなのです。(2011-09-05)
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