大溪老茶廠@台三線お茶のある風景⑦

1926年に建てられた敷地面積1670坪の大溪老茶廠、その旧名を角板山工場と言います。日、台、英、3ヶ国の建築スタイルを融合させた緑の建物は、静かな郊外に融けこむように建っていました。
欧米への輸出が最も盛んだった時代、茶は“黒金“とされ、一日3交代制で製茶機は昼夜停止することなく可動して、年産600英トン以上の日東紅茶を作っていました。
その工場は1956年の大火で消失してしまいましたが、その年蒋介石総統が角板山行館に向かう途中いつも見慣れた工場がないのを惜しみ、再建を命じたため、歴史遺産として今日に至ります。
また、2021年11月に出版された『茶金歳月 北埔姜阿新洋楼的故事』を原作に、2023年製作放映されたテレビドラマ『茶金 GOLD LEAF』のロケ地となりました。ドラマは、エイミー賞にあたる電視金鐘賞史上最多16部門ノミネートを記録し、それに伴い多くの観光客が訪れています。
今日の奉茶  豔陽小葉蜜香紅茶
東方美人茶と紅玉紅茶のアイスクリーム有り

~2024年6月2日facebook記事より

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次