奮起湖老街ランチタイム@台三線お茶のある風景⑲

阿里山鉄道奮起湖駅を出て坂を下りていくと、“南台湾の九份”と呼ばれる老街があります。道の両端にびっしりと阿里山の特産を売る店が並んでいますが、最も有名なのが“奮起湖便當”駅弁で、列車が着けば、一軒の食堂で最高で1000個も売れたという逸話があるほどです。
駅弁を売る店はそれぞれ独自の工夫をこらしますが、本日いただいたのは画像の通り、筍のスープ付きです。
食後のお目当ては、愛玉子(オーギョーチ)。1904年、植物学者牧野富太郎が台湾で見つけて愛玉子と名付けました。
愛玉子は世界で台湾にのみ自生する植物の種子から作られるゼリーをはちみつレモンに浮かべた食べ物ですが、阿里山の特産品で、野生愛玉子の看板を掲げるお店をいくつも目にします。
最近、愛玉子ははちみつレモンだけにとどまらず色んな種類があるので、悩みます。結局、抹茶をその場で点てて作る抹茶愛玉子拿鉄(マッチャオーギョーチラテ)にしました。

~2024年6月5日facebook記事より

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