「7つの国境、6つの共和国、5つの民族、4つの言語、3つの宗教、2つの文字、1つの国家」@バルカン半島の東南を点々、郷土菓子をたずねて⑦

陸路国境を越えて、旧ユーゴスラビア2ヶ国目の北マケドニアへ。
かつてユーゴスラビアには「7つの国境、6つの共和国、5つの民族、4つの言語、3つの宗教、2つの文字」を1つの国家にまとめたカリスマ的指導者ヨシップ・ブロズ・チトーがいました。
彼の死後、それぞれ血みどろの内戦を経て7つの国に分裂しましたが、武力を放棄して比較的穏便に独立した北マケドニアは、国名と国旗に涙を呑みました。
当初マケドニアを国名とし、古代マケドニアバルシナの星を国旗にしようとしたところ、マケドニアに暮らして歴史のないスラブ人は古代マケドニアと関係ないと、古代マケドニアに思い入れのあるブルガリアやギリシアから許してもらえなかったのです。
とはいえ、古代史に燦然と輝く英雄アレクサンダー大王の生まれた地(遠征したまま帰って来ることはなくても)です。
北マケドニア首都スコピエは第一次ブルガリア王国、最後のセルビア王国の都だった場所です。
オールドバザールには区画ごとに同業種が軒を連ね、モスク、3つのキャラバンサライ、ハマムがある典型的なオスマン帝国時代の商業都市です。ここで、紅茶とお菓子の専門店がありました。タイムアウトで入ることはできませんでしたが、以後のバザールで気をつけて見てゆきたいです^_^

~2024年6月23日facebook記事より

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