古代ローマ都市ストピ@バルカン半島の東南を点々、郷土菓子をたずねて⑧

ストピは北マケドニアに残る最大のローマ遺跡です。
アレクサンダー大王死後、分裂したマケドニア最後の王が築き、マケドニアが滅亡するとローマ帝国の支配のもと、エグナティア街道の拠点としてギリシャのテッサロニキと並ぶ重要なキリスト教聖地として繁栄しました。
東西に分裂していたローマ帝国を再統一し、392年にキリスト教を国教としたテオドシウス帝がこの地を訪れた時に泊まった邸宅や公衆浴場、7キロ離れた水源から水を通した水道、7500人収容できる劇場、図書館などが発掘されています(現在全体の20%)。
映えスポットは、キリスト教の洗礼所です。床のモザイクには身近にいた動物たちが描かれて、孔雀はマケドニア紙幣のデザインとして使用されています。

~2024年6月24日facebook記事より

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