モンテネグロへ@バルカン半島の東南を点々、郷土菓子をたずねて㉓

ティラナの大渋滞をぬけ、国境を越えて、モンテネグロへ。
モンテネグロは、人口45%がモンテネグロ人、30%がセルビア人、中世はセルビアの重要な海路として発展しました。国旗はライオンの盾を持つ双頭の鷲。
セルビアがオスマントルコ支配下におかれると、沿海側を約4世紀もの間ヴェネツィアがおさえていた時代があります。
国名はヴェネツィア語で黒い山を意味します。アドリア海に面して美しい海岸線があり、黒く見えるほど緑が覆い茂る自然豊かで国土が福島県ほどの大きさしかないのに国立公園が4つもあるモンテネグロは現在リゾート地として脚光を浴びています。
なかでもブドヴァは、ギリシア&ペルシアが歴史舞台だった頃ギリシアテイバイから戦いを嫌った貴族たちが移り住んで町を作ったという、2500年の歴史を持つ城壁に囲まれた風光明媚な海洋都市です。ヴェチア共和国の後、オーストリア、トルコ、ロシア、イタリア、ユーゴスラビアと町の主人は目まぐるしく変わりました。旧市街はヴェネツィアのローマンスタイルの街並みを残しています。
ランチ後のデザートはティラミスとコトル名物クレムピタを合わせて2で割ったようなケーキにアイスが添えて。

~2024年6月28日facebook記事より

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