アルバニア最後の晩餐は、発展著しいティラナのおしゃれレストランにて。独特センスのカラフルな高層建物が次々と建設されるなか、まだまだトーチカや社会主義時代の建物を見かけます。
鎖国時代、ホッジャは他国からの攻撃に防空壕のような役割を果たすトーチカを全国各地に何十万機も配したのです。ホッジャの死後、国は開放政策へと舵を切りました。社会主義を彷彿とさせるレリーフなどは投石の対象となりました。負の遺産として残しているものもあれば、取り残されてしまったものもありました。
今夜のデザートは、スタイリッシュなレストランのオレンジ風味のレヴァニ。セモリナ粉またはデュラム小麦にオレンジを混ぜてシロップに浸して作られています。中東、ギリシャ、アルバニア、トルコの一般的な家庭のデザートの一種です。
明日はモンテネグロへ向かいます。
~2024年6月28日facebook記事より