スラブ世界の文明はオフリッドから@バルカン半島の東南を点々、郷土菓子をたずねて⑫

365あったと言われるキリスト教系建築物、代表的な3軒訪れました。
・聖ソフィア大聖堂
11世紀に建てられました。500年間のオスマン帝国支配下ではモスクに改装されましたが、支配から解放されると、塗りつぶされていたフレスコ画は修復され、キリストの昇天をはじめとするビザンチン芸術が甦りました。
・聖クリメント教会
オフリッドの広場に町を抱えて燦然と立っている銅像は聖クリメント、キリル文字を作り、ヨーロッパで一番古い大学を作った知恵の神のような存在でした。彼の指導の元、後に聖職者となった者だけでも3500人を下らないだろうと言われています。
教会は13世紀に建てられた聖堂は聖母の死を残す聖堂として知られ、聖クリメントの聖遺物もあります。
・聖ナウム修道院
聖ナウムによって第一次ブルガリア帝国時代に開設され、彼が亡くなると、修道院内に埋葬されました。修道院のある土地はアルバニア領、その後、アルバニア大統領ゾグー1世により、アルバニアとユーゴスラビアの友好のしるしとして修道院のある土地はユーゴスラビアに割譲され、最終的に北マケドニアに属することなった。
昨日のスイーツはチョコレート・ラム酒・クルミが入ったオフリッドケーキと呼ばれている地元菓子。濃厚なので薄く切っていただきます。
今晩のスイーツはカダイフ。トルコ語で柔らかいという意味で、細い麺状の形をしていることから天使の髪とも呼ばれています。オスマン帝国時代からあるもので、カダイフで作るスイーツとしては、カダイフタトゥルス、キュネフェ、カダイフドルマス等とカダイフを使ったデザートがあります。

~2024年6月25日facebook記事より

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次