アルバニアへ@バルカン半島の東南を点々、郷土菓子をたずねて⑬

北マケドニアから地殻変動によってできた湖沼群をぬけてアルバニアへ。コソボ、マケドニアになかった、海、アドリア海に面した四国の1.5倍の国土を持つヨーロッパにおける唯一のイスラム国家です。
一時オスマン帝国からの支配から人々を解放したアルバニアの英雄スカンデルベルクの家紋である赤地に双頭の鷲が国旗となっています。
スカンデルベルク死後再び400年ほど続いたオスマン帝国支配から、信仰を嫌悪したホッジャが無神を掲げて徹底的な宗教弾圧をしたけれど、40年ほどの無宗教時代があったため、戒律はそんなに厳しくありません。
ソビエトに背を向け、「宗教はアヘン」「宗教は毒」と言い放ったマルクスや毛沢東の思想に傾倒して徹底的な宗教弾圧を行いましたが毛沢東の死後路線を変えた中国にも背を向けて、1970年代後半から1991年まで半鎖国政策(イスラエルだけ大使館があった)をとってきた、バルカン半島の秘境、不思議な国と見なされています。国民の半分くらいが農業従事者で地中海性気候で産するフルーツやオリーブを作っています。
近代化の波に乗れなかったヨーロッパ最貧国は、現在はそれを武器として、オスマン帝国時代とあまり変わらなかった風景を観光資源とてツーリズムに力を入れ始めたところです。
国教を越えて最初にあったサービスエリア売店の入り口はお菓子のラッピング、中にそれが必要上に並んでいましたが、どこの国のものかよくわかりません。
最初の食事は家族経営のレストランにて、おばあちゃんが作る地元家庭の味😋

~2024年6月26日facebook記事より

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