中山東一路6号
アヘン戦争(1840~42)以前、中国の金融機関といえば、両替を本業として銀行業を兼ねた銭荘のようなものしかありませんでした。上海が開港すると、外灘やその周辺の通りにはたくさんの外国銀行が進出しました。1897年に初めてイギリスの銀行が上海分行を設立してからおくれること52年、光緒十三年四月廿六日(1898年5月27日)に中国初の銀行“中国通商銀行”の旗が外灘6号にかかげられたのでした。記念すべきこの建物もちがう企業につかわれています。
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中山東一路6号
アヘン戦争(1840~42)以前、中国の金融機関といえば、両替を本業として銀行業を兼ねた銭荘のようなものしかありませんでした。上海が開港すると、外灘やその周辺の通りにはたくさんの外国銀行が進出しました。1897年に初めてイギリスの銀行が上海分行を設立してからおくれること52年、光緒十三年四月廿六日(1898年5月27日)に中国初の銀行“中国通商銀行”の旗が外灘6号にかかげられたのでした。記念すべきこの建物もちがう企業につかわれています。