中国広東省– category –
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中国広東省
広州茶博会 ミニ情報㉝
かつて漢口四大磚茶廠のひとつであった阜昌磚茶廠は、1874年に劉輔堂とロシア商人バノフが建てたものです。1901年に阜昌磚茶廠本社として洞庭街と蘭陵路が交差する場所に建てられ建物は、“巴公房子”と呼ばれ残されました。1888年には劉峻周が阜昌磚茶廠に... -
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広州茶博会 ミニ情報㉜
天台山雲霧茶は浙江省天台山諸峰で生産されるお茶で、最高峰華頂で生産されているものが最も良いとされ、華頂雲霧、華頂茶と命名されています。 天台山での茶の歴史は江南で最も古く、『天台山全誌』に後漢末期、葛玄が植えた茶園が華頂山にあったと記載さ... -
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広州茶博会 ミニ情報㉛
六堡茶は、広東省梧州市で蒼梧県群体種、広西大中葉種、その他選抜品種の茶葉を原料として用い特殊な加工工程を経て作られた独特な品質を有する黒茶です。 清朝初期、広州、潮州一帯でこのお茶が人気を獲得、嘉慶年間にはその独特な檳榔のような香味は国内... -
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広州茶博会 ミニ情報㉚
冰島茶は、雲南省臨滄市内勐庫冰島村で産する大葉種茶、プーアル茶に適した茶葉です。勐庫冰島村は著名な勐庫大葉種の主要発源地で、茶栽培の歴史は長いものの、文献に残されているものは明朝時代(1485年前後)からです。 冰島茶と班章茶は近年人気が高騰... -
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広州茶博覧会 ミニ情報㉙
今回茶博会で一番気になったのが四川省黒茶の包装です。ヤクの皮に包装された老黒茶が素敵でした。 四川省の茶農家が作る伝統的黒茶は、成都を中心に販路によって南路辺茶と西路辺茶に分けらました。 南路辺茶は雅安、天全、荥経、宜賓などの地で生産され... -
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広州茶博会 ミニ情報㉙
英徳紅茶は広東省英徳市産の紅茶。この“英紅”は、“祁紅(キーマン紅茶)”“滇紅(雲南紅茶)”“宜紅(湖北紅茶)”“川紅(四川紅茶)”と共に中国五大紅茶の一つです。 英徳紅茶産地は緩やかな丘陵地帯にあり、土壌は肥沃で、充実した降雨量を有し、年間相対湿... -
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広州茶博会 ミニ情報㉘
茶膏は唐代に始まったと言われています。呉任臣の『十国春秋』には、通文二年(937年)に貢物として茶膏、建州茶膏が生産されていたとあります。 茶膏の製造は宋代には完成され、唐代とは異なり、宋代の製茶師は茶葉に対する膏化現象を重視して、茶葉に現... -
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広州茶博会 ミニ情報㉗
近年、雲南茶葉市場上に日光乾燥させた紅茶、“プーアル晒紅”が登場しました。プーアル晒紅はプーアル茶なのでしょうか?それとも紅茶なのでしょうか?雲南の紅茶と言ってまず思い浮かべる有名な雲南滇紅茶、滇紅は雲南紅茶の始まりとして知られていますが... -
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広州茶博会 ミニ情報㉔
雅安は世界で最も早く茶の栽培が行われた地域。紀元前53年、呉理真が現在の雅安市名山県内の蒙頂山山頂に7株の茶を植えたことによって茶樹栽培の歴史が始まり、唐代以降雅安は朝廷から定められたチベット地域への茶葉輸送拠点となり、宋代の茶馬交易、明... -
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広州茶博会 ミニ情報㉓
茯茶は1300年代、陝西咸陽の人が特殊な技術を加えて創造したお茶でした。土茯苓に似た効用、レンガ形の形状から、茯磚茶と名付けられ、官庁から売買を厳重に統制されていたため“官茶”、“府茶”とも呼ばれました。 1958年以降、茯磚茶の生産地が湖南省のみで...