世界のお茶を楽しむ会第28回悲劇のティークリッパーカティーサーク

16世紀大航海時代初めてヨーロッパに伝わった茶は、17世紀にイギリス東インド会社の巨大な船で中国ロンドン間を18-24ヶ月もかけて運ばれました。イギリス東インド会社による中国貿易独占が航海条例廃止によって終了すると、茶貿易自由化とともにティークリッパー時代が到来します。
ティークリッパーは、お茶を運ぶための大型帆船のことで、荷主は賞金をかけて到達速度を競いました。
カティーサークは、19世紀、中国から大英帝国までお茶をできるだけ早く届けるために建造された快速帆船(ティークリッパー)のひとつです。
1869年、当時の先進技術によってカティーサークは生まれました。この年スエズ運河が開通したので、茶取引に対する貢献は紅茶運搬船として8航海だけに限られてしまいましたが、上海から大英帝国まで107日と速い航海を行いました(当初これらの輸送は通常18~24ヶ月要していたようです)。1877年以降、カティーサークは一般貨物船となりオーストラリアのウール取引などに使われました。茶を載せたティークリッパーの到着を見た当時の人々の興奮は歴史のロマンとして語り継がれました。
カティーサークは今日唯一残るティークリッパーで、2007年に火災に見舞われましたが、2012年から再び公開されるようになりました。

2024.07.28facebook記事より

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