1783年6月、乾隆帝80歳のお祝いのため、イギリス初の使節団が船から中国大陸を目視するところから、『乾隆英使覲見記』は始まっています。
使節団の目的であった通商を開く要求を通すことはできませんでしたが、随行した画家が描いた作品は、中国の現状を伝えた貴重な記録であるとされています。
また使節団に加わっていた12才の少年が受け取った中国の贈り物の中にはお茶に関するものもありました。
「皮茶桶一対、奶茶碗一対、茶葉二瓶、磚茶二塊、茶膏一匰、女児茶八個、普洱茶四團、六安茶四瓶」
(2014-4-14)