チョーラスタ広場には4つの道が交わる場所という意味があり、ダージリンの町の中心にある市民の憩いの場所であり、観光客が集う場所です。
いつも人でいっぱいの広場、ボニーをひく人や待ち合わせをしている人の向こうに見える金色に光る幸福の王子のような像は、バヌバクタ・アーチャーリヤ(1814~1868)、ラーマーヤナをサンスクリット語からネパール語に翻訳したネパールの詩人で、ネパール語で表現した最初の詩人とされている人です。ネパール系民族の多いインドのシッキム州、西ベンガル州ではバヌバクタの誕生日が毎年お祝いされているそうです。
ダージリンには古い歴史も古い遺跡もありませんが、それ以上に自然が創造した美しさが人々を魅了してやまないのです。
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