自ら戦争をしかけることなく当時の世界で一番大きな帝国(ペルシャ帝国)を造りあげたキュロス大王は支配下においた他民族の人権を重んじ各民族の宗教を認め崇めたことから他国民からも“偉大な”と称えられました。王自ら戦いに参加したことから兵士の人望も厚く、士気も高かったのですが、東方遠征後まもなく今のパキスタンで亡くなりました。亡くなった所からこちらに運ばれたという報告は不明で、アレキサンダー大王がこの地に来た時には王墓は空だったといいます。キュロス大王の石棺が収められていた墓は7層になっています。これは天国までの階段を現しています。ユネスコがここを世界遺産にした所以は人権を大切にし、グローバリズム化を図ったキュロス大王だったからだといいます。(2008-10-19)
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