







ジェフリー・バワが建築家人生をかけた理想郷ヌルガンガ・ガーデン。広大な敷地でガーデンというよりも森の中にいるようです。散策ルートに点在するバワのアイデアをたどる1時間半ほどほ小さな旅。
1949年に弁護士になったばかりのジェフリー・バワが、理想の週末の別荘を造る目的でここを購入し、この地をヌルガンガ(シンハラ語で塩の川、海から近く川がつながっている)と名付けました。
自分に建築的素養のないことを認識したバワはイギリスで建築を勉強し、資格を取得して1958年にセイロンに戻り、建築家としてのキャリアを積んで名声を得ました。
この場所は、オランダ統治時代はシナモン農園、英国統治時代はゴム農園でした。シナモン農園の名残を感じさせるのが、南側の丘シナモンヒルです。シナモンの木が現在も残っています。メインバンガローは1930年代に建てらえたゴム農園主のカントリーハウスです。
バワが朝食をとっていたテーブルからはシナモンヒル、その先の湖、さらにその先には緑の中に寺院の白い仏塔が見えます。
ヌルガンガ内には14種類の鐘が配置されています。
蝶々の形をした池ほとりに、朝の紅茶を知らせる鐘がありました。バワと仕事をともにした芸術家の作品も各所に見られます。ここで得たインスピレーションで数々の傑作が造られたのです。
ルヌガンガは9エリアに示されています。
①Gate and Entrance
②North Terrace
③Gate House and Ha-Ha
④Cinnamon Hill
⑤Main House and Upper Gardens
⑥Middle Walk
⑦Eastern Terraces and Sandella
⑧Field of Jars
⑨Broadwalk, Water Gate and Water Garden in
バワは、2003年5月のその死まで、40年にわたってルヌガンガに手を入れ続け、理想郷を求めたのです。死後シナモンヒルで火葬され、理想郷を未完成のままに、出発点であり終着点であるここに永眠しました。
2025.03.19facebook記事より

