20世紀になってからイギリスによってお茶の生産が始まったケニアの発展は急速で、現在紅茶生産量は世界第2位です。生産地として最も有名なケリチョーには、ユニリーバ、フィンレイ、ウィリアムソンなどの大企業の生産基地があります。
そのなかで、フィンレイ生産基地でお茶の木が育って茶葉になるまでの過程を見学することができました。
お茶摘みは、手で摘むエリア、ハサミで摘むエリア、機械で刈るエリアに分かれて行われています。手やハサミで摘む人は背中にカゴをしょって、機械はそれぞれの両端を二人で持って、摘まれた茶葉は茶畑脇に設けられた計量所で計量袋詰めされて工場に運ばれます。
(2017-4-19)
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