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ホッケナム(헛개나무/ケンポナシ)
ホッケナムは秋に直径数㎜の果実がなり、同時に実の根元の枝も同じくらいの太さにふくらんで、梨のように甘くなり食べられます。民間では二日酔いに効くともいわれ、お酒をたくさん飲んだら、寝る前と翌朝飲むと良いとされています。見かけが干し葡萄のよ... -
クギ(구기/クコ)
水1ℓに対してクコを20g入れてお好みの味になるまで煮込みます。豊富なビタミンとミネラルで美容と健康をサポートする栄養素が豊富な“仙家之薬”延命茶として知られています。 -
センガンナムコッ(생강나무꽃)
センガンナムコッを直訳すると、生姜木の花となります。この木が、なぜ生姜木と呼ばれているのかというと、枝を折ると生姜の香りがするからです。樹皮は薬剤として、打撲やあざに使われました。センガンナムは、早春、葉よりも先に、黄色くまるまるした可... -
モクリョン(목련/木蓮)
白木蓮の蕾。木蓮と辛夷はよく似ています。見分け方は花が咲いている時、花だけで葉がないのが木蓮です。飲み方としては、茶碗に一つ入れて、お湯を注いで1分程度抽出して下さい。 -
オミヂャ(오미자/五味子)
オミジャ茶の材料はモクレン科朝鮮五味子の実です。五味子はその名前のとおり、甘味、酸味、苦味、辛味、塩味、5つの味をあわせ持っていて、なかでも甘味と酸味が強く感じられます。その日の体調によって感じられる味が違うといわれる不思議なお茶です。 ... -
モグァ(모과/カリン)
乾燥カリン20gを1ℓ程度の水と一緒に煮て、ハチミツで味を調えて松の実を浮かべます。一緒にナツメや桂皮を入れる場合、水を1.5倍にすると良いです。生のカリンは、薄く切り、カリンと同量の砂糖と一緒に密封容器に一ヶ月ほど漬ければカリン茶として使う... -
トゥングレ(둥굴레/アマドコロ)
トゥングレは、ユリ科アマドコロです。5月~6月に花根が白く先が緑色の可憐な花を咲かせ、9月~10月に実をつけます。お茶にする部位は根なので、お湯をさすだけでは充分出すことはできません。いれる場合は、水1ℓにトゥングレ10gを入れて煮込んで抽出... -
ミンドルレ(민들레/タンポポ)
タンポポは、花から根まですべて茶として用いることができる植物です。タンポポ茶は花、葉、茎、根をすべて一緒に乾燥させて作ります。いれ方は、水から沸かして飲むのもよいし、タンポポ3gに80℃前後の熱湯200mlを注いでも2~3分で飲めます。 -
ヨニップ(연잎/蓮葉)
楊貴妃が飲んでいた美容茶として有名です。蓮の葉に豊富に含まれる成分、アルカロイドやフラボノイドが血液中のコレストロールを減らし、脂肪や老廃物を身体から追い出す役割を果たしていると考えられています。夏の夕暮れに採った蓮の葉を細かく切って、... -
メファ(매화/梅花)
厳しい寒さに耐えて花咲かせる梅花は古より人々に愛されてきました。 そして、梅花茶は春の幸せを運び、願い事をかなえてくれると伝えられています。春を告げる梅花茶は、2月末に開ききる前の花を摘んでそのまま乾燥仕上げたものです。