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イラン
〈Silk Road in 2007〉 ミヤンダシュトのキャラバンサライ(隊商宿)
イランには999のキャラバンサライ(隊商宿)があるといわれ、それは17世紀にサファビー朝ペルシア最盛期を築いた5代目のシャーアッバース一世が999のキャラバンサライを修復建築したことが根拠となっています。キャラバンサライの治安は大変良く、世界最... -
イラン
〈Silk Road in 2007〉 ペルセポリス その6
ペルセポリス謁見の間に続く東階段のレリーフ、23ヶ国の民族がメディア人とペルシア人の案内人に導かれて朝貢する姿に比べ、レリーフの中のペルシア人はワインを手に持っていたり、後ろを振り返ったり、人としゃべったり、笑顔でくつろいだ様子が描かれて... -
イラン
〈Silk Road in 2007〉 イランでお茶をいただく その1
マシャドの特産品はサフランです。バザールではサフラン製品がたくさん売られていました。サフラン入り氷砂糖もそのひとつです。ニシャプールで、中世ペルシアの偉大な詩人オマール・ハイアームを偲んで造られたオマール・ハイアーム庭園にあるティーハウ... -
イラン
〈Silk Road in 2007〉 モフル
モフルとはシーア派の方々がお祈りする時に使う道具です。シーア派の人は一日3回メッカの方向に向かってお祈りを行い、その際大地を汚さないよう、神聖な土で焼いたモフルと呼ばれる小さなレンガのようなものを地面(ジュータン等の上)に置き、そこに額... -
イラン
〈Silk Road in 2007〉 マシャド
イスラム教は大きくスンニ派とシーア派に分かれています。スンニ派の数がだんぜん多い中、イランは数%しかいないシーア派が国教となっています。シーア派の人は一日3回メッカの方向に向かってお祈りを行い、その際大地を汚さないようモフルと呼ばれる石... -
トルクメニスタン
〈Silk Road in 2007〉 トルクメニスタンディナー
トルクメニスタンでの最後のディナーを、ショッピングセンター最上階のレストランでいただきました。ショッピングセンターは三角形の階段状で、上にはトルクメニスタンの守護聖獣である5つ頭のある聖獣が建っていました。5つの頭はトルクメニスタンが5... -
トルクメニスタン
〈Silk Road in 2007〉 アハル・テケ その2
騎馬民族、遊牧民の方々は馬を友として生活していました。なのでこちらの地域では馬やラクダの肉を食べる習慣はありません。見学に行ったアハル・テケを飼っている牧場の馬もとても大人しくて人懐っこい良い子ばかりでした。画像は今年生まれたばかりのブ... -
トルクメニスタン
〈Silk Road in 2007〉 アハル・テケ その1
アハル・テケとは天馬と呼ばれた汗血馬のことを言います。漢の武帝や歴代の中国皇帝が望んでやまなかった汗血馬は主にフェルガナ(大宛国)に生育しており、混血化が進み現在当時の姿を見ることは難しいことです。トルクメニスタンではその稀少なアハル・... -
トルクメニスタン
〈Silk Road in 2007〉 トルクメニスタン犬
アシュハバード郊外の牧場にいた子です。寝そべってだらっとした格好をしていると分りませんが、おきあがると大きく、ゆうに腰にとどくくらいで、両足でたったら私よりも背が高いかもしれません。おとなしい子でしたが、牧場をオオカミから守るために飼わ... -
トルクメニスタン
〈Silk Road in 2007〉 ニサ遺跡 その2
紀元前3世紀ごろ、パルティアはセレウコス朝を倒し、イラン高原を支配しました。紀元前247から226年の約500年間イラン東部から中央アジア一部を国土としたパルティア王国の都ニサの遺跡発掘は春と秋にイタリアとロシアの隊が行っていますが、現在の時点で...