かつて長安の王宮のあった興慶宮公園の片隅に日本への帰国が果たせなかった阿倍仲麻呂を偲ぶ碑が立っています。興慶宮は長安にあった三つの宮殿のうちのひとつです。714年玄宗皇帝は、それまで政務で使っていた大明宮からここへ離宮を移しました。阿倍仲麻呂は一度は帰国の途につきますがが台風のために漂流、ベトナムに座礁して願いを果たすことができませんでした。彼のが遭難したことを知った友人の李白は仲麻呂が亡くなったと思い、友を偲ぶ詩を残しました。二人の詩は碑に刻まれています。(2007-08-26)
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