黒モン族の刺繍@少数民族の手仕事に出会う旅再び②

サパ周辺に住むモン族で半数以上占めるのが、黒モン族。次に多い赤ザオ族は、モン族が機織り藍染めして作った布を購入して、刺繍で価値をつけて売り歩く商売上手な人々です。
黒モンと呼ばれるとおり、何度も染め重ねた藍染めの黒を基調とした服装は、これもまた刺繍を何度も繰り返して凹凸感を出したもの。鬱蒼とした森の中をくねくね歩いたような模様は謎めいた地図のようです。
糸を紡ぐ腕に鈍く光る銀の飾りは、外から悪い魂が入ってこないようにするためのお守りです。
田植えの村で購入した黒モン族のそれは、全体的にくねっとした味のある刺繍です。まがっているのが手作りの良さかな?なので、まけてもらおうと思ったら、4ヶ月かかったと強気で言いはられてしまった😆
田んぼではホテイアオイ、村道では朝顔が盛りの黒モン族の村にて。

~2024年5月14日facebook記事より

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